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9月18日デンマークのコペンハーゲンから来た
N.Zahles Gymnasium の高校生26名が学習院高等科を訪問しました。
この学校は1851年に設立され、現デンマーク女王マルグレーテ2世、
ベネディクト王女、アンネ・マリー王女(現・ギリシャ王妃)
の三姉妹が在籍した学校としても知られる私立の一貫校です。

英語科の山本昭夫先生をはじめ、高等科の国際交流委員の生徒、
女子中・高等科の生徒も協力し、来日した高校生達をお迎えしました。
その様子をお伝えします。

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高等科に到着したデンマーク高校生達に、
高等科長先生から英語で歓迎のご挨拶を述べました。

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午前中、デンマーク高校生たちは
2グループに別れて授業に参加します。
こちらは山本先生の「英語1a」に参加しました。

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前日に福島の原発を見学していたデンマーク高校生達。
学習院高等科生は、そこで何があったかを
英語でインタビューしていきます。

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もう片方のグループは會田先生の
「留学生特別授業・日本史」に参加しました。

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鳥獣人物戯画のレプリカを実際に使用し、
日本独特の文化である絵巻について解説します。
アニメ文化の原点でもある絵巻には、関心が高いようです。

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午前中の最後には、図書室に2グループの生徒達が
集合し、レクリエーションをしたり、東京のお勧めの
場所などを話し合ったり、和やかな時間を過ごしました。

放課後の時間には、日本文化を実際に体験してもらおうと
交流会が催されました。

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交流会の冒頭では、書道部主将を務めた3年生の
乕溪(トラタニ)君が大筆で実演を行いました。

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書き終わった時には拍手が湧き起こり、作品は
デンマーク一行のお土産として持ち帰ることになりました。

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交流会は数学的折り紙体験、茶道体験、
書道体験の3本立てで行われました。
こちらは上野先生の「数学的折り紙体験」の教室。

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山折と谷折の組み合わせで、1枚の地図が
一瞬で開閉できるミウラ折りを体験しました。

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何度も開いたり、閉じたりを繰り返すデンマーク高校生もいて、
折り紙の不思議さを楽しんでいただけたようです。

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茶道体験では、まずは畳の上での正座の仕方を解説します。

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女子高等科の茶道部の実演に、真摯なお辞儀を返すデンマーク高校生。

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書道体験では、おのおのが好きな漢字1字を選んで練習します。

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払い方など、筆遣いを英語でアドバイスする学習院高等科生。
お手本通りに仕上げようと、かなり真剣なデンマーク高校生達でした。

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最後に、練習した文字を色紙に清書し、
お土産としてお持ち帰りいただきました。

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遠くデンマークから来た高校生達は、学習院で
楽しい時間をすごしていただけたでしょうか。
帰国しても日本や、学習院のことを思い出していただけたら幸いです。

学習院高等科のホームページはこちらから

2019年10月1日(火)、女子大学の1号館増築予定地にて、
諏訪神社のご協力により地鎮祭が執り行われ、戸田建設、
前川建築設計事務所、学習院が参列しました。

地鎮祭(じちんさい)とは、その土地の守護神を祀り、
工事の無事を祈る儀式のことです。秋晴れの下、
儀式は恙なく執り行われ、本院より内藤 政武 学習院長や
神田 典城 学習院女子大学長も神事に参列しました。

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(写真)切麻散米(きりぬささんまい)の様子

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(写真)鍬入之儀(くわいれのぎ)の様子

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(写真)玉串奉奠(たまぐしほうてん)の様子

1号館の新築工事は2020年7月31日に竣工し、学科事務室など
学生が日常的に訪れる場所として利用される予定です。

※学習院女子大学のホームページはこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
9月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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9月に入って一日中スッキリ晴れる日が夏の時期より多くなった気がします。
そして、気温は確実に下がりだして最高気温が20℃を切るようになり、
最低気温は10℃を切るようになりそろそろストーブの登場です。

小屋の周りでは白いシロヨメナの花が咲き、木々の上の方に
目を向けると山ブドウの葉が色づき始めました。
また、地元の方から天然物のマイタケをいただいたりして、
奥日光は確実に秋が深まっていく感じです。

先月ご紹介した「日本両棲類研究所」に新しい仲間が増えていました。
初めて見ましたが、何とも驚きの色具合をしたカエルで
手を出すと結構な力で噛みつくそうです。
共に南米産のツノカエル類だそうで10センチ程の大きさです。

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名前は「ベルツノガエル」で肌は濃い緑で灰色の紋があります。

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こちらは「クランウエルツノガエル」で
明るい緑に濃い緑の斑点がありました。
両生類マニアにはたまらないカエルの様です。

奥日光には中宮祠小中学校があります。
男体山を背後に標高1300メートルにあり
小中併設校では全国1位の天空に位置しているそうです。

中禅寺湖から湯元温泉までの地域の小中併せて
15名の子供たちと教員17名が通っていて、
そこで行われた運動会風景を撮ってきました。

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男体山の麓に羨ましいくらい広い校庭があり、
自然一杯のこんな環境で子供を育てられたら良いでしょうね。

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小中生徒に保育園児も含めて30名での入場。
保育園の子供達が張り切って行進する姿がカワイイ!

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父兄達の演目が沢山あります。
絶好の運動会日和、家族総出で楽しまれていました。

日光白根山に登りたいと云う友人夫婦を連れて
久しぶりに山に登って来ました。
夏らしい日差しと秋らしい様子が見られ、
頂上からは富士山や南アルプスの北岳や甲斐駒ヶ岳、
八ヶ岳、北アルプスの槍ヶ岳や白馬岳まで遠望できて
楽しい山登りが出来ました。
高原ロープウェイを使って5時間ほどの行程です。

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グングン上るロープウェイは約15分で
標高2000メートルの頂上駅に着きます。
遠くに尾瀬方面の山々が見えてきました。

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山頂駅に着くと目の前に日光白根山がそびえています。

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登山道はしっかり整備されていますが
思いのほか厳しい樹林帯の登り。

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樹林帯を進んでいると足元には赤や白や茶色の
沢山のかわいいキノコが...。

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樹林帯を抜けると登山道は一変して岩がゴロゴロ。
ザレ場です。

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頂上はもうすぐ。ファイト~!

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頂上は登山客で満員御礼状態!
頂上の標識だけ撮ってきました。

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頂上から眼下に見える五色沼。

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そこから右手に目を移すと男体山と中禅寺湖。
よく見ると遊覧船が見えます。

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下り始めましたが、下からまだまだ大勢の人が登って来ます。

この日の2週間後にNHK・BSで放送中のグレートトラバースⅢで
田中陽気さんが日光白根山に登られていました。
同じ日に行っていればお会いできたのに残念でした。

丸沼高原は光徳小屋から車で35分で着きます。
ロープウェイやアスレチック、ツリーアドベンチャー、
オートキャンプ場、サマースキー・スノーボード等があり
アウトドアー好きにはおすすめです。

10月に入ると奥日光は紅葉シーズンに入り
観光客で賑やかになります。
いろは坂の渋滞は大変ですが紅葉の美しさは素晴らしく
是非とも見ていただきたいものです。

日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
詳しいご案内はこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
8月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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今年は夏らしい日が少なく一日中晴れた日は
数えるほどしかありませんでした。
夏休みやお盆休みで中禅寺湖や戦場ヶ原は多くの人で
賑わってはいましたが何となく寒々しい夏でした。
そんな夏でも、光徳小屋は学校の夏休みに入ったことで
ゼミやサークルの合宿で多いに賑わい、若い学生さん達に囲まれて
忙しくはありましたがたくさんエネルギーをいただきました。

今月は8/16にオープンした「日本両棲類研究所」をご紹介します。
正しくは昭和45年に設立されましたが一時休館し
この度25年振りに再開となったものです。
場所は二荒山神社近くの中禅寺湖畔・国道120号線沿いの
山側にある赤い三角屋根のかわいい建物です。

この研究所は
①自然保護活動...「クロサンショウウオ」の産卵池整備や
「ハコネサンショウウオ」の横断道路の建設、
②種の保存...絶滅危惧種や希少種の繁殖による保存、
③発生学・再生学研究...両生類の再生能力研究
の3つのテーマで運営されています。

研究所内のフロアーには北は北海道から南は沖縄まで
各都道府県ごとで捕獲された「アカハライモリ」や
「クロサンショウウオ」の仲間、特別天然記念物の
「オオサンショウウオ」、注目の「チュウゴクオオサンショウウオ」
等が水槽に入って展示され、再生研究の部では
パネルや動画でその研究内容が見られ、両生類だけに限った
特別な研究所ですが普段両生類に縁のない方でも
大変興味深いものと思われます。

とくに再生学研究では再生医療(iPS細胞など)につながる研究として、
学習院大学理学部生命科学科にいらした阿形清和教授
(現・基礎生物学研究所所長)の研究成果が
パネルやDVDで紹介されています。

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国道120号線沿いに男体山をバックに建つ
三角屋根の「日本両棲類研究所」。

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オープンセレモニーでは研究所所長の篠崎尚史様や
阿形先生がテープカットをされました。

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幾つもの種類がある「クロサンショウウオ」ですが、
よ~く見ると各々顔つきが違うんです。

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「ウーパールーパー」(本名:「アホロートル」)。
本来、野生の個体は黒っぽい色をしていますが
白い方が馴染みがありますね。

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注目の「チュウゴクオオサンショウウオ」は
体長130センチ程あり年齢は70歳を超えるそうです。

普段は水槽の中でジーッとしていますが、
エサのヒメマスを食べる瞬間は驚くほど速いそうです。
手を近づけてはいけません。

「日本両棲類研究所」の入場料は年内はオープン記念で
大人1,000円、中人500円、小人250円と
お得になっていますので是非とも行かれてはどうでしょう。

今月は多くのゼミやサークルに合宿で小屋を利用してもらいました。

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先ずは、理学部生命科学科阿形研究室の皆さんです。
「日本両棲類研究所」オープンのお手伝いをされて
お仕事お疲れ様でした。

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理学部化学科岩田研究室の皆さん。
研究発表もされての1泊でしたが楽しんでいただけましたか。

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理学部化学科大野研究室の皆さん。
朝方に小屋周辺を散歩されて「シカの角」を発見された
学生さんがいらっしゃいましたが、とっても運の良い方です!

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理学部物理学科荒川研究室の皆さん。
3泊4日みっちり勉強でお疲れ様でした。

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大学山岳部2年生メンバー。

上旬には北アルプス剣岳合宿を終え、
今回は奥日光の静寂な山々での合宿です。
これから男体山に登るところです。

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自転車同好会レース班有志のメンバー。
今年も120キロ超の山間部コースを走りに来てくれました。
最終日には半月山スカイライン・展望台で男体山をバックにパチリ!

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高等科山岳部有志のメンバー。

1年生のメンバーは初めての光徳小屋でしたが楽しめたでしょうか。
切込・刈込湖のハイキングの帰りには
「日本両棲類研究所」にも寄られました。

お盆の時期が過ぎると光徳小屋の気温は
朝方には12℃前後で昼も20℃を切ってきました。
もう秋の気配が近づいて来ています。
今年の紅葉がどうなるか楽しみです。

日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
詳しいご案内はこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
7月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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今年は全国的に梅雨が長引きなかなか夏が来る
気配がありませんが、ここ奥日光でもやはり
スッキリしない天気が続いています。

奥日光は地形的に梅雨が無いと云われ、特に
戦場ヶ原は中禅寺湖が雨でもポッカリ青空が覗くことが
多いのですが今年は雨模様ばかりの日光光徳小屋です。
そんな天候により山に登るチャンスも無く、花の咲きも悪く、
きれいな写真も撮れなくて全く残念な7月です。

この時期、小屋での大変な仕事の一つに小屋周りや
草斜面の草刈りがあります。
今年は雨が多かった事もあって雑草の伸びが早く、
小屋周辺を刈り終えて次に草斜面を刈っていると
もう小屋周りの草が伸び始めてきます。

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この小屋に来て初めて経験した草刈りも4シーズンを
迎えると慣れた手つきで様になって来ました。

草刈り機で草を刈った後はそれをまとめて一輪車に積んで
森の中に捨てに行きます。大変なんですよ!

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森の中に刈った草を捨てに入ると木の根元にこんな物が
...シカの角で~す!小さなご褒美です。

動物界はこの時期出産のピークを迎え、小屋周辺に
サルやシカが群れで現れるとカワイイ姿が見られます。
サルの赤ちゃんは母サルの背中やお腹に摑まって、
母サルが走ったり木の上を飛んだりしても必死にしがみついています。
(残念ながら写真が撮れませんでした。)

夕方に管理人棟の窓から外を見るとシカの群れが
いるのも稀ではなく、シカの赤ちゃんは母シカの
傍を離れまいと必死に後を追っています。

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本棟の前庭に並ぶシカ親子。
1頭はまだ小っちゃくて生まれたばかりの様です。

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別な日に管理人棟の裏でばったり会ったシカ親子。

シカ達は夏毛の鹿の子模様(茶色に白い斑点)になっています。
20頭程の群れで小屋の裏の方を歩いて行きました。

今月は「日光でクマ出没!」で全国版のニュースでも
報道されているクマの話題です。日光市では住民宛に防災メール
が来るのですが、クマ出没のメールも頻繁に届いていました。
ただし、これは東照宮周辺や住宅地の事で、戦場ヶ原付近は
もともと山の中のクマの生息地に人が住んでいるので、
今更全国版ニュースにもなる事はありません。

戦場ヶ原付近のクマ情報は、湯元ビジターセンターから毎日の様に
FAXで目撃情報が入ってきますので注意はしていますが、
多くは湯滝や、小田代ヶ原、千手ヶ浜辺りに毎年出没します。

ところが、今回小屋周辺で初めて目にしたのですが
この時期にクマが起こす行動の「クマハギ」です。
小屋に入る砂利道沿いに今のところ合計12か所にもなりすが、
幸いにもクマに出くわしたり直接目撃した事はありません。
クマは臆病なので人の気配を感じると逃げてしまう
との事ですが「クマハギ」の歯跡を見ると恐ろしいです。

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最初は1か所だった「クマハギ」。
カラマツの樹皮を胸の高さ位まで削っていました。

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「クマハギ」はカラマツの樹皮を剥いで内側の
形成層の部分を縦に平行に下顎で削って食べるのですが、
根元には樹皮が食べられないでボロボロになって落ちています。
ちなみにシカは樹皮も食べるので根元は綺麗です。

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5日後には最初の場所から上部と下部にもあって3か所になりました。

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2週間もすると6か所になり、これは地面の
上に出ている太い根まできれいに剥いでいます。

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下旬には12か所に! 並んだ2本のカラマツを削っていますが、
削った跡の高さが若干違うので複数のクマが居るのでしょうか。

地元の方に見てもらいましたが、日中に出くわすことは
まず無いとしても砂利道を歩く時には一人歩きは避けて
クマ鈴等を持って音を出しながら
人が居る事を知らしめる様にと云われました。
管理人4年目にしての"ビックリ"大事件でした。

夏休みも近くなり日光光徳小屋ではゼミ合宿ミや
サークル活動での利用が始まっています。
今年最初のゼミ・サークル紹介は、文学部教育学科の
佐藤陽治教授と飯沼慶一教授のゼミによる2泊3日の合同ゼミ合宿です。

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こんなに大勢での合宿!寝る時は雑魚寝!
日光光徳小屋でしか経験できない事ではないでしょうか(笑)

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ホールでは卒論のテーマ発表等で皆さん真剣に勉強。
OB・OGの方も参加されていました。

これから梅雨も明けて都会は猛暑となる事でしょう。
ゼミやサークル、友達を誘って
奥日光の大自然に触れに来てください。

「クマハギ」を見るのも山の自然界の中で
クマの習性を知る機会になります。
クマ鈴を持っていらして下さい。

日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
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