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1月29日(水)から2月3日(月)まで、
第35回東京私立小学校児童作品展が、松屋銀座の
8階イベントスクエアで開催され、東京の私立小学校の
うち24校の児童作品が展示されました。

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この展覧会は、当初から統一テーマを設けず、
またコンクール形式も排して、児童の自由な造形活動を
何よりも大切にしているそうです。

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さらに今年は35年目をむかえる記念の年として
学習院初等科では、「第35回ほら、おめでとう!」をテーマに、
1年生から6年生までの全児童による、集合作品を展示しました。
学年ごとに違った素材を使い、様々な「おめでとう」を表現しています。

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学習院初等科作品「第35回ほら、おめでとう!」

1年生:こうはくのおもちカップから
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2年生:まねき○○
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3年生:まよけおに
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4年生:ひょうたんから○○
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5年生:動物七福神
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6年生:水引きリース
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初等科のホームページはこちらから

高等科の家庭科では、9月から翌年1月に
かけてネクタイ作り実習を行っています。
2009年から始まったこのネクタイ作りも
10年目になります。

普段は学ラン姿の高等科生たちも、
社会人になった自分をイメージしながら
細かい縫製作業に懸命に取り組んできました。
その様子をお伝えします。

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完成したネクタイを身につけての集合写真

このネクタイ作りが始まったきっかけには、
2008年の鳳櫻祭(文化祭)において「櫻をモチーフにした
高等科オリジナルネクタイデザインコンテスト」
を開催した経緯がありました。

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応募作品12点から一般来場者投票により
1位になった作品が元になっています。

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採用されたネクタイのデザイン案

このデザインを元に、メーカーの「VIONTE(ヴィオンテ)」さん
と検討を重ね、実習用のオリジナルキットを開発することができました。
こちらのメーカーさんは、日本の伝統的な織物『西陣織』で
オリジナルデザインのネクタイもオーダーできる京都のネクタイ屋さんです。

実習では、このキットに沿ってネクタイ作りを行います。

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はじめに、ネクタイの芯地の両面に中心線を引いていきます。

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次に小剣先作りを行います。
布の裁断を工夫してあるので、三角形の1辺を
縫って裏返すことによって、小剣先が仕上がります。

1学期に作成した綿のエプロンとでは繊維の素材が全く違い、
絹のほうがつるつるして扱いにくくなります。
この違いを実感しながら縫うことで、家庭科の学習がより深まります。

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いよいよ各パーツを繋ぎ合わせます。
大剣先、中接ぎ部分のつながったパーツ、小剣先パーツを接続します。

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ネクタイは布のバイアス方向をつかった製品のため、
各パーツの端は斜めの裁断になっています。

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これにより、斜めの裁断同士のものを縫い合わせるときの
布の置き方を学び、縫い合わせる練習ができます。

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続いて、芯地と表地の縫い合わせをします。

表地を中表に2つ折りし、脇線と芯地の中心線を縫い止めます。
ネクタイは伸び縮みするものなので、端から端まで
1本の長いなみ縫いにします。
ネクタイがかたちになってきたところで、表に返します。

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小剣先の小さな三角ポケットのところに棒を差し込み、
裏表になっているネクタイを表にかえします。

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続いて、芯地の処理を行います。
大剣先の大きなポケット部分に、大剣先芯地を
きれいに入れ込み、小剣先の芯地は長さをそろえて
こちらもきれいにいれこみます。

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仕上げに、大剣先、小剣先にアイロンをかけ、
閂どめし、大剣先裏にネームタグをつけて完成です。

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ネクタイ作り実習最後の時間には、実際にネクタイの結び方を練習しました。

こちらのクラスでは、ネクタイを結んだことがある
生徒さんはいなかったのですが上手く結べるでしょうか。

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結べたら、班ごとに写真撮影を行いました。
わざわざ自宅からジャケットを持参した生徒さんもいて、
普段から身につけているかのうような、本格的な仕上がりです。

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実はネクタイ作り実習は着用して終わりではありません。

製品がどのような工程で消費者にわたるのかを
実技体験してもらおうと、実際にネクタイの箱を作り、
学習院高等科オリジナルのロゴシールを貼ることで完成します。

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半年近い時間を費やしてできた完成品に、
自信をつけた生徒さん達が印象的でした。

ネクタイを結ぶことで、社会に出てからの自分をイメージしたり、
家族とのコミュにケーションの機会が増えたりと、
いつもより頼もしい高等科生の姿が輝いていました。

学習院高等科のホームページはこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
1月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

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今年の冬シーズンは全国的に雪不足で各スキー場では
営業が出来ないと聞いていますが、奥日光では例年より
積雪が少ないものの何とか営業が出来る程度は積もり、
光徳クロスカントリースキー場や湯元スキー場では
子供たちのスキー教室が行われて私達もお手伝いをしました。

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1月中旬、光徳クロスカントリースキー場では
都内の小学校から5年生100名の生徒さんが来て
クロスカントリースキー(歩くスキー)の教室が行われました。
先ずは広い平地となっている光徳牧場の中で歩き方を教えます。

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平地での足慣らしが終わったら、林間コースに入りますが
下りの坂道では皆さんキャーキャー云いながら滑ったり
転んだりして楽しんでいました。

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湯元スキー場では小学校から高校までのスキー教室が
頻繁に行われますが、この日は県内の保育園の
スキー教室があり小さい子供たち30名が来ていました。

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こんな小さい子供達でも「ハの字」での滑りを教えると、
半日でリフトに乗れて初級コースをかっ飛ばすようになります。


今月は、奥日光に来て今まで見る事が出来なかったのですが、
地元の方から情報をいただきようやく念願の「オオワシ」
に会う事が出来ました。

カラフト方面から越冬のために冬鳥として南下して来て、
奥日光では11月頃から2月頃まで中禅寺湖の千手が浜
と菖蒲ヶ浜で見られます。
「オオワシ」は日本で一番大きいワシで、全長は1メートル
翼を広げると2.5メートルあり、全身は黒色で
菱形の翼前と尾羽と足の羽毛は白く、嘴の黄色で
遠くからもハッキリと見分けられます。

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「オオワシ」は止まり木が決まっているそうで、
千手が浜の桟橋から500メートル対岸の
樅ノ木に止まっている姿を双眼鏡で探します。

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私のコンパクトデジカメでは捉えきれませんが、
真ん中の樹のてっぺんに「オオワシ」の姿が見えて
黄色の嘴がハッキリと見えました。

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菖蒲ヶ浜レストハウスの裏手にある樅ノ木のてっぺんも
「オオワシ」がいつも休む場所で、レストハウスのご主人から
貴重な写真データをいただきました。
立派な一眼レフと望遠レンズで撮った写真です。

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この日は「オオワシ」に向かって2羽のトビが
向かってきて縄張り争いをしていたそうです。

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樅ノ木のてっぺんで2対1の攻防が始まりました。

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威嚇している時の「オオワシ」の形相は恐ろしい!
こんなタイミングの写真が撮れるのが羨ましいです。

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トビを追い払い、「オオワシ」の勝ち誇ったようなポーズです。

今度はこんな「オオワシ」の姿を目の前で見たいものです。
レストハウスのご主人には今度見かけたら
連絡を貰えるようお願いをしておきました。

奥日光の冬には雪遊びだけではなく、厳しい冬の中でも
力強く生きている動物たちの様子を知る事が出来ます。
どうぞ白銀の奥日光にいらして下さい。


2月の奥日光のイベントをお知らせします。
《中禅寺温泉》
 ・2/8㈯・9㈰ 中禅寺温泉カマクラまつり

《日光自然博物館》
 ・各週末 スノーシューハイクの各種イベント、
時には雪上ナイトハイキングもあります

《湯元温泉》
・1/31㈮~2月上旬 奥日光湯元温泉雪まつり
・1/31㈮~氷が融けるまで 
第14回全日本氷彫刻奥日光大会
 ・2/1㈯   湯の湖畔「冬の花火大会」

《湯元ビジターセンター》
 ・2/9㈰、23㈰ スノーシューツアー
 ・2/22㈯  動物の痕跡を探そう!アニマルトラッキング

《光徳周辺》
 ・3/7㈯、8㈰ 第5回日光国際山岳スノーシューイング・レース

ホテルや旅館ではスキーやスノーシュー等の
雪遊びができる宿泊プランもあって色々と楽しむことができます。

日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
詳しいご案内はこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
12月のお便りが届きましたのでご紹介します。

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日光光徳小屋に来て4回目の冬を迎えますが
こんなに雪が少ない年は初めてです。

上旬に一度雪が降り小屋周辺も一旦白くなりましたが、
直ぐに融けてしまいその後は雪が舞うくらいで積もりません。
これも温暖化の影響でしょうか、
この時期で雪が無いのも寂しい限りです。

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小屋周辺が白くなった今月上旬5日、そろそろ根雪に
なる頃かと思い、道の両脇に車が通りやすいように
目印棒を立てる仕事をしたのですが...。

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目印棒は、小屋入り口から小屋までの砂利道730メートルや
小屋の周りを除雪がしやすいように地面に打っていくですが、
1~2日ですっかり雪は融けてしまい地面の上に
目印棒だけが寂しそうに立っています。
昨年のこの時期には既に除雪機を出して雪道の整備をしていました。

今月は湯西川温泉にある「平家の里」の紹介です。
「平家の里」とは、壇ノ浦の戦いの後に落ち延びた平家一門が
湯西川の地に逃れ、身を隠して生活をはじめた事で
これにまつわる秘話・伝説が湯西川温泉に残っており、
それらを後世に永く保存継承する拠点となっている所です。

湯西川温泉は日光から鬼怒川温泉を過ぎてさらに奥にあり
福島県との県境に近い奥深い所で今回初めて訪れました。

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「平家の里」の入口です。
前日の雪で木々や建物の屋根には薄っすらと雪が積もっていました。

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中に入ると案内図があり保存された建物や展示物を
見て回ると30~40分くらい掛かります。

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建物は全て茅葺き屋根で、それぞれの建物に平家の系図や武具、
生活道具等が展示されています。
茅葺き屋根の下にはツララが垂れ下がりひときわ寒い1日でした。

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ちょうど一棟が茅葺き屋根の葺き替えをしていました。
何層にも束ねた茅を重ねて1メートル近くの厚さにしていきます。

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一番奥にはひときわ大きい「種々(くさぐさ)伝(つた)えどころ」
という郷土文化伝習館があり、毎年6月に行われる「平家大祭」等
のイベントの際はここがメインで行われるそうです。
「平家大祭」では出陣式や平家絵巻行列などが賑やかに行われるそうです。

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休み処。寒かったので暖かい建物の中で一休み。

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中にはシカやクマのはく製が飾られていましたが、
山の中の生活環境が光徳小屋と同じなので
何故か身近なものに感じてしまいました。

山小屋生活が長くなってシカやクマ、サル、キツネ等が
お隣さんになってきた為でしょうか(笑)。
湯西川温泉では冬には「かまくら祭」と称して
大小様々な「かまくら」が飾られて幻想的な世界が
楽しめるそうで、今シーズンは是非見に行こうかと思います。

冬遊びシーズンの到来で、一番近い奥日光湯元スキー場は
まだ雪不足で準備中のため、次に近い所にある群馬県の
丸沼スキー場に金精トンネルを超えて行ってきました。

ここは既に人工雪でコースを作りオープンしていて
小屋からでも40分でいけるスキー場ですが、
金精トンネルは12/25~4/25の期間は閉鎖されるので
奥日光から利用できるのはわずかな期間となります。

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広いスキー場で標高も高く関東地方では初滑りに来る人が多く、
春のGWまで春スキーも出来るので人気のスキー場です。

このブログを作っていた23日には太平洋低気圧による積雪となり、
小屋の前にある樅ノ木には雪が被りクリスマスツリーになりました。

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主人と二人でホワイトクリスマスです。

これからの奥日光の冬シーズンイベントをお知らせします。
《中禅寺温泉》
 ・2/8㈯・9㈰ 中禅寺温泉カマクラまつり
《日光自然博物館》
 ・1~2月の各週末 スノーシューハイクの各種イベント、
時には雪上ナイトハイキングもあります《湯元温泉》
 ・1/26㈰  温泉寺節分豆まき、縁起ガラまき
 ・1/31㈮~2月上旬 奥日光湯元温泉雪まつり
 ・1/31㈮~氷が融けるまで 第14回全日本氷彫刻奥日光大会
 ・2/1㈯   湯の湖畔「冬の花火大会」
《湯元ビジターセンター》
 ・1月の土日  バードウオッチング入門
 ・1/19㈰  はじめよう!スノーシュー
 ・2/9㈰、23㈰ スノーシューツアー
 ・2/22㈯  動物の痕跡を探そう!アニマルトラッキング
《光徳周辺》
 ・3/7㈯、8㈰ 第5回日光国際山岳スノーシューイング・レース
その他にも、湯元温泉の各旅館・ホテルや日光アストリアホテルでは
クロスカントリスキーやスノーシューのレンタルをセットした
宿泊プランもあり、気軽に雪遊びが出来るように準備されています。
是非ともいらして下さい!

今年もゼミやサークルの合宿で多くの学生さん、
OB・OGの方々に光徳小屋を利用いただき、又
光徳小屋のブログを見ていただきありがとうございました。

これからも色々な情報発信をしていきたいと思いますので
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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皆さま、よいお年をお迎えください。

日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
詳しいご案内はこちらから

学習院高等科の家庭科では様々な実習を行っています。
今回は10月から11月にかけて行われた「織物実習」で
制作したクリスマスツリーをご紹介します。

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鳳櫻祭(文化祭)で展示された作品

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ツリーを織るための台紙作りからスタートします。
四隅に入れる切込みもしっかり計ってから、目印をつけます。

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織物の縦糸にあたる部分は、伸縮性のないたこ糸を使用します。
縦糸が等間隔に収まるよう、丁寧に調整します。

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横糸は毛糸針と毛糸を使用します。
幹の方からスタートし、4往復ごとに縦糸を
1本ずつ減らしていくと、ツリーの形が見えてきました。

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完成したツリーに羊毛フェルトを使って自由に飾り付けを行います。

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どのツリーも個性的で、生徒たちの各々の工夫が込められています。
その中でも、完成度が高い作品の中から2点をご紹介します。

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今年制作されたツリーたちは、来年11月の鳳櫻祭で展示される予定です。
毛糸のぬくもりと、生徒たちのアイデアが詰まった
「織物」のツリーをぜひご覧いただけたら幸いです。

学習院高等科のホームページはこちらから

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