ホーム > 学習院公式ブログ

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
6月のお便りが届きましたのでご紹介します。

***********************************************************

今年の6月の戦場ヶ原は素晴らしい!の一言です。
地元の下野新聞でも「すみずみまでズミ...」と表現していましたが
上旬にはズミの白い花が一斉に咲き、中旬にはオレンジ色のレンゲツツジや
白いワタスゲが一面に咲き出し、私共も5年目を迎えますが
今までで一番の咲き具合に驚きです。

そんな春を求めて他県への移動自粛が解かれた首都圏からの車や
ハイカーが多く訪れ、奥日光も少しづつ賑やかさを取り戻してきたようです。

20200703_001.png
光徳沼からスタート。この辺りのズミの花は小振りに感じます。

20200703_002.png
北戦場ヶ原に入るとズミのトンネルに感激!

20200703_003.png
この日は天気があまり良くなくて、
男体山の頂上にはガスが架かっていました。

20200703_004.png
足元には今にも咲きそうなレンゲツツジの蕾。

20200703_005.png
三本松付近のズミ林と男体山。

20200703_006.png
ズミの木には1つが2㎝ほどの小さな花が目一杯ついて、
花が終わると小さい真っ赤な実が付きます。

20200703_007.png
こちらは、ズミにとても良く似ていますがエゾコリンゴの花です。
違いは樹肌がツルツルしています。

中旬にもなると光徳牧場や小田代ヶ原、国道沿いの戦場ヶ原ではクリンソウ、
レンゲツツジ、ワタスゲ等が咲き誇ってきました。

20200703_008.png
光徳牧場の裏手に咲くクリンソウの群生。

千手が浜のクリンソウが有名ですが道路工事で低公害バスが運行されず、
代わりに光徳牧場に多くの人が見に来ていました。

20200703_009.png
小田代ヶ原のレンゲツツジと奥に見える白樺の貴婦人

20200703_010.png
戦場ヶ原のレンゲツツジと奥には一面に白いワタスゲが見えます。

20200703_011.png
戦場ヶ原の国道120号線沿いでは所々にアヤメの群生が...。

20200703_012.png
同じく国道120号線沿いのマユミの実。

一つが5ミリも無い黄緑色の実ですが、秋になると
ショッキングピングになって可愛いいです。

20200703_013.png
小屋のドアーを開けると目の前に...、ズミの若葉を食べる小鹿が。

もうしばらくすると体に白い斑点の鹿の子模様になります。
最近は小屋の周りに来るシカさん達には、小屋の住人は害のない人間
と認識されたようで逃げる事が無くなりました。

これからの奥日光は夏の草花がお目見えし、気温は30℃を超えることは稀で
快適なシーズンとなります。少しでも早くコロナが収束して、
皆様が安心して来られることを心待ちにしています。

現在日光光徳小屋は、感染症拡大防止の観点から
ご利用時にご協力いただく項目を設けております。
詳しいご案内はこちらから

2020年6月19日、百周年記念会館正堂にて
高等科の芸術選択科目「音楽1・2」のリモート授業用動画として、
高等科音楽教員の近松先生(Cemb.)と鈴木先生(Vc)による
合奏の撮影・録音が行われました。

例年この授業は弦楽合奏の実習として行われていますが、
今年はWeb上での説明と課題の提示を中心に進められてきました。
今回の撮影は、履修生に実演奏への興味を維持してもらい、
いまだ通常の学校生活が送れていない生徒たちに
音楽による安らぎを届けたいという先生方の意向で企画されたそうです。

広報課の録音環境のため、音質があまり良くなく申し訳ありませんが、
両先生による素晴らしい演奏を是非お聴き下さい。

曲名はバッハの《ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ》 ニ長調 BWV 1028 です。

協力:チェンバロ(東京古典楽器センター様)


第1楽章 アダージョ(およそ2分)


第2楽章 アレグロ(およそ4分)


第3楽章 アンダンテ(およそ5分)


第4楽章 アレグロ(およそ5分)
※第4楽章は様々な視点をつなぎ合わせています。

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
5月のお便りが届きましたのでご紹介します。

***********************************************************

GW前後の奥日光は、閉じ込められた冬から
あらゆるものが芽生えだす春を感じる清々しい季節
のはずですが、今年は新型コロナ対応で私達も3密を避け
山中の山小屋でひっそりと過ごさざるをえませんでした。

栃木県は先に5月中旬に、全国的には下旬に緊急事態宣言が
解除されたもののまだまだ気を許せない日々が続きそうです。

20200529_001.png
光徳園地の駐車場は閉鎖されました。

20200529_002.png
例年、男体山はGW前に開山祭を迎えて登山シーズンが始まるのですが
入山禁止でした。(1か月遅れの5/25にようやく開山)

そんな寂しい5月でしたが木々や花たちは
しっかり咲いてくれました。ご覧ください。

20200529_003.png
上旬、サクラが満開に!バックは男体山の南東側です。

20200529_004.png
中禅寺湖歌が浜から見る残雪の日光白根山遠望。

サクラの次にはアカヤシオやトウゴクミツバツツジ、
シロヤシオ、アズマシャクナゲの出番です。

20200529_005.png
湯元温泉のアカヤシオ。

20200529_006.png
中禅寺金谷ホテル前のトウゴクミツバツツジ。

20200529_007.png
中禅寺金谷ホテル前のシロヤシオ。

20200529_008.png
アストリアホテル前のアズマシャクナゲ。

下旬にもなると光徳小屋周辺では
1センチにもならない様な可愛い花々が咲き出します。

20200529_009.png
黄色のミツバツチグリ。

20200529_010.png
ズミの木の割れ目に苔が埋まり、
そこに咲いてる青紫色のタチツボスミレ。

20200529_011.png
白色の花弁に黄色の花しんのシロバナノヘビイチゴ

これから戦場ヶ原ではズミ、千手ヶ浜のクリンソウ、
国道120号線沿いにはアヤメやホザキシモツケ等が咲き出します。
これまでの閉塞された気持ちを奥日光の花々がそっと癒してくれます。
皆様と楽しめる日々が早く来ますように。

日光光徳小屋は、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、
現在ご利用の受付を自粛させていただいております。

例年3月に開催されている、優秀な成績を収めた学生・生徒に
院長より表彰状を授与する表彰式は、令和元年度は
感染症拡大予防の観点から中止とさせていただきましたが、
表彰された学生・生徒の方と、表彰の内容についてこちらに列記いたします。

表彰されたみなさま、おめでとうございました。

【初等科】
・初等科6年 田口 琴乃美
 第29回「ぼくたちの地球を守ろう」小学生・中学生作文コンクール 作文部門 外務大臣賞

・初等科4年 小林 碧
 「第16回虫や植物とふれあうコンテスト」 実験と研究部門 フマキッズ賞(部門賞)

・初等科6年 内海 皓太郎
 「2019第8回東日本都道県小学生陸上競技交流大会・北海道函館大会」 男子100M優勝、
  男女混合4×100Mリレー優勝

・初等科6年 岡沢 優里奈
 「第34回全国少年少女水泳競技大会とびうお杯」 女子200M自由形8位

【中等科】
・中等科3年 荒木 清秀
 「ジュニアビーチボールYATSUOカップ2019」中学生男子の部 優勝

【女子中・高等科】
・「第21回獨協大学全国高校生ドイツ語スピーチコンテスト」朗読部門 最優秀賞

・「第63回全国学芸サイエンスコンクール」読書感想文部門 旺文社赤尾好夫記念賞(金賞)

・「第58回全国俳句大会」ジュニアの部 大会賞

・「第34回全国高等学校文芸コンクール」随筆部門 優秀賞

・「第95回日本選手権水泳競技大会」アーティスティックスイミング競技 チームテクニカル 準優勝、
 フリーコンビネーション 準優勝、チームフリー 準優勝、ハイライトルーティン 準優勝

・「第73回全日本学生音楽コンクール全国大会」バイオリン部門 中学校の部 2位

・「第20回記念大会 虚子・こもろ全国俳句大会」中学生の部 特選

・「第36回NHK杯全国中学校放送コンテスト」朗読部門 優秀賞

・「茨木市立川端康成文学館俳句コンクール」中学生の部 大賞

・「第58回全国俳句大会」ジュニアの部 大会賞

・「第7回山上憶良短歌賞」中学生の部 憶良賞ならびに学習院女子中等科 学校賞選出

・「第20回記念大会 虚子・こもろ全国俳句大会」中学生の部 特選

・「第20回おはなしエンジェル子ども創作コンクール」中学生の部 金のエンジェル賞

・「夏休み読書感想文コンクール2019」中学の部 優秀賞

・「NHK基礎英語創作ストーリーコンテスト」クリス賞

【大学】
・法学部法学科3年 遠藤 加寿
 「第34回全国書写書道展覧会」読売大賞

・経済学部経済学科3年  古瀧 紗夜、小泉 亜夕、佐藤 七愛
 日本銀行主催「第15回日銀グランプリ ~キャンパスからの提言~」優秀賞

・法学部法学科4年 佐藤 奈々子
 「第64回全日本学生競技ダンス選手権大会」タンゴの部 優勝

・文学部日本語日本文学科4年 三枝 寛治
 「第31回フィンスイミング日本選手権大会」
  男子4×200mサーフィスリレー 優勝、男子400mサーフィス 優勝、
  男子4×100mサーフィスリレー 準優勝、男子200mサーフィス 第3位、
  混合4×50mサーフィスリレー 第3位
 「第17回フィンスイミングアジア選手権」日本代表選出

・文学部英語英米文化学科3年 久保田 玲奈
 「IRONMAN MALAYSIA」女性18~24歳の部 優勝
 「IRONMAN WORLD CHAMPIONSHIP」出場

・法学部政治学科2年 永田 亜美
 「2019 World Lacrosse Women's U19 WORLD CHAMPIONSHIP」日本代表 第5位

・国際社会科学部国際社会科学科1年 石島 瞳子
 「第95回日本選手権水泳競技大会」アーティスティックスイミング競技 チームテクニカル 準優勝、
 フリーコンビネーション 準優勝、チームフリー 準優勝、ハイライトルーティン 準優勝

・文学部史学科3年 菅野 知憲
 経済学部経済学科3年 藤田 大暉
 「第53回少林寺拳法全日本学生大会」男子初段の部 優勝

・文学部ドイツ語圏文化学科2年 後藤 廷文
 人命救助により、つくば市より表彰

※学習院初等科のホームページはこちらから
※学習院中等科のホームページはこちらから
※学習院女子中・高等科のホームページはこちらから
※学習院大学のホームページはこちらから

学習院が保有する校外施設のひとつ、
栃木県にある日光光徳小屋管理人の三樹さんから
3月のお便りが届きましたのでご紹介します。

***********************************************************

3月に入り新型コロナ対策で学校施設の利用が
中止となりましたが、光徳小屋も同様に利用中止
でひっそりと静まり返っています。

日光東照宮の街並みや奥日光の中禅寺湖や戦場ヶ原は
観光客が目に見えて少なくなり、ここ光徳でも毎年恒例
イベントの「日光国際山岳スノーシューイング・レース」が
やはり来年に延期となり、致し方ないのですが残念な事となりました。

自然界でも今年は今までにない状況で、春めいた陽気が続いて
湯元スキー場は雪不足の為中旬で営業終了となり、戦場ヶ原の
雪も消えて鳥の声が聞こえてきています。
...と思っていると、寒気が来て大雪となり国道は除雪車が走り、
小屋周りも一面真っ白な雪化粧となって除雪機で作業をしたりと
ジェットコースターの様に季節が変わり大変な1か月となりました。

今回は春めいた光徳小屋までの道を順に案内しましょう。

20200330_001.png
光徳牧場を過ぎた所にある小屋入り口の看板。
辺りの雪が少~しだけ残っています。

20200330_002.png

ここから730メートル入って行きますが、足元は凍りついた砂利道が
表面から融け始めてグズグズなのでこの時期は長靴が一番です。

20200330_003.png
道の両側の笹藪もすっかり枝葉を伸ばしています。

20200330_004.png

峠まで登ってくると日陰の部分にまだ氷が残り、
気を付けて歩かないと私達でも滑って転ぶこともあります。

20200330_005.png

峠を越えると辺りは一変してまだ冬です。
ここは風が強いと雪が腰まで吹溜りになり
除雪の時には一番大変な場所です。

20200330_006.png
左手にある湿地帯は雪原となって太陽が射していると眩しいくらいです。

20200330_007.png
ゆっくり歩いて15分もすると目の前がパッと開けて小屋が現れます。

20200330_008.png
右手の草斜面はよく日が当たるので雪はすっかり無くなりました。

冬の間はソリやスキーでお世話になりますが、
雪が融けると足元にはシカのフンが
ゴロゴロ転がっていますので要注意!

20200330_009.png
3月になり天気の良い日には、やっと小屋の布団が干せるようになります。

20200330_010.png

草や花はまだ雪の下ですが、管理人棟の日が当たる軒下では
「タマサキサクラソウ」が芽を出し始めました。

4月には小屋の雪囲いを外し、水回り確認や電気点検、防災点検、
業者による大掃除等の小屋開け準備が始まります。

まだこれから猛威を振るいそうな新型コロナですが、
少しでも早く収束して皆さまを小屋にお迎えできる日を心待ちにしています。

日光光徳小屋は、春夏秋の登山やハイキング、奥日光の自然探究など、
多くの学生が訪れています。
詳しいご案内はこちらから

ページの先頭へ